拒絶理由対応プログラム 取扱説明書
Ver 2.9 (Last Updated)目次
1. はじめに
拒絶理由対応プログラム は、特許業務(中間処理、調査、分析)を効率化するWordPressプラグインです。
特許庁APIやPatentFieldと連携して情報を自動取得し、生成AI(Claude/ChatGPT/Gemini)を用いて拒絶理由通知書の分析、補正案・意見書の起案、構成要件対比表の作成を行います。
2. 基本操作:公開案件の検索
検索の手順
- 画面上部の入力フォームに 10桁の特許出願番号 を入力します。
- 検索開始 ボタンをクリックします。
タイムラインの確認
検索が完了すると、出願経過が時系列で表示されます。
- [📄 表示] ボタン: 拒絶理由通知書や意見書などの内容を確認できます。
- グレーのボタン: APIで取得できない文書のため、押すことはできません。審判請求後の書類(赤ボタン)はJ-PlatPatから取得する必要があります。
- [🔄 キャッシュをリフレッシュ]: 表示がおかしい場合や最新情報を取得したい場合に押してください。
3. 応用操作:出願公開前・手動入力
まだ公開されていない案件や、APIで取得できない資料を分析する場合に使用します。
- 検索フォーム横の 出願公開前 ボタンをクリックします。
- 表示されたフォームに、お手元のファイル(PDF/Word/Text)をアップロードします。
1. 出願書類一式 *
2. 拒絶理由通知書一式 *
4. 生成AIによる分析フロー
文書が読み込まれると、画面下部に「生成AI分析」エリアが表示されます。以下の手順で分析を進めます。
ステップ1: モデル選択
使用するAIモデル(Claude Sonnet 4.5, ChatGPT 4oなど)をプルダウンから選択します。
ステップ2: 分析タブの操作
以下の順にタブを切り替え、ボタンを押して分析を実行します。
引用文献と請求項を対比し、拒絶理由の妥当性を評価します。
🚀 拒絶理由の妥当性を分析 📊 構成要件対比表を生成- 拒絶理由の要約: 審査官の論理構成を要約します。
- 拒絶理由の妥当性: ※重要 請求項と引用文献を対比し、反論の余地を評価します。
- 補正案の提案: 妥当性分析に基づき、新規事項を追加しない範囲での補正案を提示します。
- 意見書案: 補正案の有無に応じた論理的な意見書ドラフトを作成します。
※各結果の下にあるボタンで、DOCX(Word)形式でダウンロード可能です。
5. 構成要件対比表の作成
「拒絶理由の妥当性」の分析が完了すると、構成要件対比表が作成されます。
請求項を構成要件に分解し、引用文献の該当箇所や審査官の認定を整理した表(CSV形式)をダウンロードできます。
6. 引用文献・OCR機能
文献の取得
「PatentFieldから取得」や「Google Patentsから取得」ボタンで全文データを取得できます。
高度OCR機能(表・化学構造式)
この項目は必須ではありません。
審査官の拒絶理由が表や化学式の内容に言及している場合、または当方の反論において必要な場合には、表等を正確に書き直して入れなおしてください。
7. トラブルシューティング
Q. 「セキュリティチェックエラー」が表示される
A. 画面をリロード(F5キー)してください。長時間画面を開いたままにすると、セキュリティトークンの期限が切れる場合があります。
Q. 「PDFを取得」を押してもデータが表示されない場合があります。
A. Google Patentsにて対応していない場合があります。
Q. AIの回答が途中で切れている
A. AIへの追加指示欄に「続きを書いてください」と入力して送信するか、より長文に対応したモデル(Claudeなど)を選択してください。
Q. アップロードしたPDFのテキストが文字化けする
A. 画像化されたPDFの可能性があります。自動でOCRされますが、OCR性能により正しく文字認識できない場合があります。その場合は、Wordファイル(.docx)またはテキストファイル(.txt)に変換してアップロードしてください。